集中力が上がる勉強机のポイント3つ
まだまだ暑い日が続いていますが、皆さんはどのようにお過ごしですか?
今年は外に出かけづらい状況なので、家で過ごしている人も多いでしょう。
家で自主勉強をする機会が増えたものの「家だとなんだか集中できない…」という人もいるはず。
部屋がきれいなのに勉強に集中できない場合、勉強机に原因があります。
今回の記事では、集中力が上がる勉強机のポイントをまとめました。
※「そもそも部屋が散らかっている」という場合は、こちらの記事も読んでみてください。
・やる気があがる勉強部屋の作り方
目次
①机の上をきれいな状態にする

至極当然のことなので「そんな当たり前のことを今さら言われても…」という声が聞こえてきそうですが、集中力を上げる第一歩としてはとても重要なことです。
人間の脳は「整った状態」を好む性質があるため、周りが「散らかった状態」だと脳に負荷がかかってしまい、その結果集中力が下がってしまうそうです。
そのため、部屋と同様に勉強机もきれいな状態に保つ必要があります。
しかし、ただきれいにするだけでは不十分です。
勉強に関係のないものは置かないということを意識して机の上をきれいな状態にしましょう。
勉強に関係がないものが机の上にあると、そちらが気になってしまい集中できなくなる可能性があるからです。
②頻繁に使うものはすぐに手に取れる状態にしておく

「作業中に探し物をしたら、集中力が途切れてしまった」という経験はありませんか?
勉強中でも「消しゴムがどこかにいってしまった」「勉強に使っているノートが見つからない」など、なにか探し物をしたことがある人は多いと思います。
統計によると、人は1日10分間を探し物に時間をかけているそうです。
1日のうちの10分だと考えると、ほんの少しだけの時間に感じるかもしれません。
しかし、これが1週間、1か月、1年…と積み重なるとどうでしょう。
莫大な時間を「ただ探し物をするだけ」に費やすことになってしまいます。
限りある時間を有効に使うためにも、頻繁に使うものはすぐに手に取れる状態にしておきましょう。
「モノの住所を決める」という表現がありますが、
1.どこに何を置くかをあらかじめ決める
2.使い終わったらその場所に戻すことを徹底する
と、探し物をする時間が格段に減るのでオススメです。
③スマホは机の上に置かず、なるべく遠い場所に置く

「①机の上をきれいな状態にする」でも触れましたが、机の上に勉強に関係のないものを置くのは好ましくありません。
特にスマホは要注意です。
テキサス大学オースティン校の研究によると、スマホが机の上に置いてあったり、ポケットの中に入ったりしているだけで認知能力が下がることが分かったそうです。
このことから、スマホが自分の近くにあるだけで勉強へ良くない影響を与えると言えるでしょう。
スマホを見えない位置に隠したり別の部屋に置いたりするなど工夫して、集中力を保った状態で勉強しましょう。
まとめ
集中できる勉強机のポイントを3つお伝えしました。
自分の机と比較するとどうでしたか?
これを機に、部屋だけでなく机もきれいに整えて、集中できる環境をつくりましょう^^
参考文献:
・「部屋が散らかりすぎ」それだけで脳に最悪。あなたが「真っ先に捨てるべき」5つのもの
・机が汚いことの大きすぎる代償。年間150時間も奪われ、自制心も低下する。
・コラム「探し物の浪費への考察(1)」(2018年1月30日)